- Lyrics
- Album list
髭切・膝丸
-
私が語るべきことI
Lyricist:浅井さやか(One on One) Composer:YOSHIZUMI
「物が語る故、物語。今宵語られる物語は 日本三大仇討ちがひとつ「曽我物語」。 父の仇を討ち、無常にも散った気高き兄弟、一万と筥王の物語。 彼らの悲哀を、情念を、生き様を、後の世の、 また後の世まで、彼らと共に語り継ぐ…… それが、私(わたくし)の役割でございます」
見えぬからこそ 語りましょう この口で この唄で
「時は平安時代末期。平治の乱に敗れた清和源氏の嫡流源頼朝は 流された伊豆の地で無聊をかこっておりました」
宇多天皇に十一代の後胤 伊東が嫡男に河津の三郎とて Find more lyrics at ※ Mojim.com
「この河津の三郎の息子達こそ、一万と筥王、 後の曽我の兄弟この曽我物語の主人公なのでございます」
語るべきは この二人 語り継ぐは 曽我物語
「一万、のちの名を曽我十郎祐成!」
「筥王、のちの名を曽我五郎時致!」
語るべきは この二人 語り継ぐは 曽我物語
「一万と筥王は、それはそれは仲の良い兄弟でございました」
-
|