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おいしくるメロンパン



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おいしくるメロンパン

亡き王女のための水域

Lyricist:ナカシマ
Composer:ナカシマ

波打ち際 闇に浮かべた花束
蹲み込んで裾を濡らす黒いワンピース

見果てぬ空を青さ恋しく
あなたが唯一残した世界
逸れぬように握りしめても
解けた掌から溢れる砂粒

海のように眠り続けるのが
あなたに許された祈りならば
青白い頬に月が流れ込んでも
まだ夜は明けない

何から話そう あれからの物語を
生まれ変わるまでの夢路
新しい名前には慣れたかな

「可哀想に」
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玩ぶ貝殻の海鳴り耳元で囁いた
燦々と祝福の鐘が鳴る
その痛みに揺られながら

嗚呼
途切れることのない永久の瞬き
ネメシスの眼差し
明日はもう来ないだろう

海のように眠り続けるのが
あなたに許された祈りならば
青白い頬に月が

ただ一人
晴れ渡る空の下
花弁掬い上げて笑う
寝息のように寄せては返す
海があなたならば
寂しくはない